私どもはこの思いを実現するために、できるだけ地元産の原料にこだわり、添加物をなるべく排した伝統の天然醸造に取り組んでおります。丸大豆は阿蘇市波野村、麦は菊池市の各有機生産者グループと契約し有機無農薬農法で栽培したものを使用しています。
生産量の確保や価格設定、お客様の嗜好に合わせて、製品によってはこの範囲でないものもございます。各商品説明をご確認ください。
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波野村大豆生産部会長
岩瀬様ご夫妻
(阿蘇市有機大豆) -
松合食品有機生産協議会長
原様ご夫妻
(菊池市有機米)
「松合食品有機生産協議会」研修会
2005年4月12日・5月10日 菊池市七城町
今年も社長・工場長が研修会に行きました。すばらしい自然、照り付ける太陽の下で小麦・裸麦がスクスクと育っていました。この無農薬原料を使用した製品(詳しくは商品紹介をご覧ください。)が出来る日が待ち遠しいです。皆様も楽しみにしていて下さい。
【今年の報告】
この研修会時点でも生育状況は良く、一同収穫を期待していました。6月中旬までの空梅雨のおかげで、十分生育した小麦・裸麦を収穫することが出来たそうです。収穫後の小麦・裸麦の品質検査に行きましたが、どれもプリプリと膨らみが良く、品質・収穫量ともに文句なしと言えそうです。これからは、私達が生産者の愛情を引き継いで、良い製品を皆様にお届け出来るように頑張ります。
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4/12 青々と力強く育っています
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5/10 小麦色になりました。
(左端が社長です) -
和やかな雰囲気での意見交換
自社農場へのこだわり
安心・安全で美味しい商品をお客様へお届けするため、また地域の自然、景観、農業を守るためにも、私たちがこだわり続けたい自社農場です。
阿蘇波野 大豆畑
30年近く前より、味噌・醤油の主原料である大豆を、阿蘇波野にて契約栽培していますが、2009年からは自社農園も確し、社員による栽培を続けています。
除草剤、農薬、化学肥料を使用しないため、色々大変な作業があります。日照不足や鹿の被害で、思ったように収穫できない年もあります。時には阿蘇の噴火で降灰も。
苦労して育て、収穫した丸大豆で麹をつくり、1年以上我が子を慈しみ育てるように諸味を管理し、やっと醤油が完成する。大豆の播種より2年がかりです。こだわりの丸大豆醤油を楽しみに待たれるお客様のことを考えながら、じっくり手間と時間をかけて製品へと育てています。
熊本県宇土市 水田
熊本県宇土市にある自社の田んぼ。最近では二毛作で小麦の生産も行うようになりました。
除草剤等を使わないので、ジャンボタニシに食べられたり、炎天下の中の草取りも大変です。
最近では、純玄米酢やあまざけの原料にしたり、自社米として販売もできるほどの収穫量になりました。田植えや稲刈りの農業体験会を開き、地元のファミリーに参加いただいています。水が美味しいことで有名な熊本ですが、近所にも地元で有名な水源があり、お米も美味しいとご好評いただいています。
熊本県宇城市 にんにく畑、みかん畑
味噌醤油製造時に出る「大豆の煮汁」や「醤油絞り粕」等を活用した堆肥による健康な土づくりをめざし、にんにくを農薬や化学肥料を使わずに育てています。無添加あわせ味噌とこのにんにくを練り上げた『プレミアムにんにくみそ』はおかげさまで大好評です。
また、農薬を使わない自然栽培で甘夏などのみかん栽培もおこなっています。宇土半島は温暖な気候で柑橘類の栽培が盛んな地域です。
リサイクル
「環境にやさしい経営」をテーマとし、工場より出る醤油搾り粕、大豆煮汁等を、契約農家、自社直営農園の肥料、飼料として有効活用し、工場排水は微生物を利用し、きれいな水にして海に返しています。
また、容器はできるだけリサイクル可能な容器を使用するよう心がけています。